ベース弾き菊田茂伸のブログ

都内近郊を中心に活動を展開する、Jazz・Pops・Soul・R&Bなどなどでベースを弾く菊田茂伸の、スケジュールなど情報を中心に発信するブログであります。

2021年12月のライブスケジュール

●12月 1日水曜 みづえときくたの思いつき!ゆるゆるセッション(配信のみ)
みづえはいしん211201
  21:30あたりから
YouTubeにて生配信!(トラブルなければアーカイブも残します)
今回で9回目を迎える、本気のゆるゆるセッション!21時30分から生配信です!!

●12月 2日木曜~12月12日日曜
マーシーさんこと荒川将司さんがパーソナリティーを務めるラジオ番組「Jazzin' Soul」に私菊田が出演します!
■放送局は以下の通りです。
サイマル放送となっています。各局HPから各放送時間にてインターネットラジオもお聞き頂けます。
福井県 敦賀FM(FM 77.9MHz) 12月7日火曜日 19:00-19:30
秋田県 FMゆーとぴあ(FM 76.3MHz) 12月2日木曜日 14:00-14:30
福島県 郡山FM (FM 79.1MHz) 12月3日金曜日 6:30-7:00
埼玉県 FMかわぐち(FM 85.6MHz) 12月4日土曜日 19:00-19:30(12月10日金曜日19:00-19:30再放送)
埼玉県 フラワーラジオ(FM 76.7MHz) 12月9日木曜日 22:00-22:30、12月11日土曜日(再放送)18:00-18:30
埼玉県 ハローハッピー越谷FM (FM 86.8MHz) 12月12日日曜日 20:30-21:00
■『Listen Radio』(リスラジ)からもお聴きいただけます。
http://listenradio.jp

●12月 2日木曜 西新橋 シエナ   Tel: 03-6206-6994  Vino(vo) 登敬三(ts) 田島拓(gt)
 [PassMarket]
シエナ ライブ配信12月号 チケット
      19:30  投げ銭とオーダー
VinoさんのSiena公演!

●12月 4日土曜 経堂 Crazy Love       Tel: 03-3425-9041  
      19:00  ¥3000
マスターブッキングの熱いライブ!

●12月 6日月曜 西新橋 シエナ   Tel: 03-6206-6994  ふたり会  chiko(vo)
 [PassMarket]
シエナ ライブ配信12月号 チケット
19:30  投げ銭
ここのところレギュラー化した「ふたり会」。有観客有配信。配信はFBアカウントから無料で観れます。投げ銭大募集中。

●12月 8日水曜 小倉砂津チャチャタウン 近藤タケユキ(sax) 渡辺大樹(pf)
   14:00  16:00  2回ステージ
チャチャタウンのイベントステージにお邪魔します!観覧無料!

●12月 8日水曜 Youtube誉チャンネル「フタリボッティRADIO」(配信のみ)  20:30~21:30
近藤君のYoutubeチャンネルに生出演!

●12月 9日木曜 Eastern Soul オンラインリモートSession街角エントリー@西新橋Sienaと北九州88Nelson
19:00~22:00ごろ ¥1500
211209onlineremoteよこAFF
度々お送りしているSYNCROOMとZoom併用のオンラインリモートセッション。この日は西新橋Sienaと北九州88Nelsonにて街角エントリーが可能。オンラインレッスン、配信ライブなどに興味のある方是非ご参加ください!事前に参加表明いただけるとありがたいです!!

●12月10日金曜 Eastern Soul オンラインリモートSession街角エントリー@浦安Seagullと宇部piano inn steLLa
18:30~21:30ごろ ¥1500
211210onlineremoteよこAFF

度々お送りしているSYNCROOMとZoom併用のオンラインリモートセッション。この日は浦安Seagullと宇部piano inn steLLaにて街角エントリーが可能。オンラインレッスン、配信ライブなどに興味のある方是非ご参加ください!事前に参加表明いただけるとありがたいです!!

●12月11日土曜 新宿三丁目 PolkaDots  Tel: 03-3356-7016  高原かな(vo) 楠直孝(pf)
   19:00 \3000
グレイトでパワフルなお二方と共演!

●12月12日日曜 赤坂 Velera Tel: 03-6277-8772 菊田茂伸Trio
   14:00  ¥3500
赤坂で菊田トリオ。今年最後は初の日曜昼開催。

●12月14日火曜 西新橋 シエナ   Tel: 03-6206-6994  chiko(vo)+菊田trio
 [PassMarket]
シエナ ライブ配信12月号 チケット
 19:30  ¥3000
マンスリーシエナ。アットホームな空間で楽しみましょう。飛び入り歓迎。

●12月16日木曜 Eastern Soul オンラインリモートSession街角エントリー@大宮Sparkling Heartsと浦安Seagull
18:30~21:30ごろ \1500
211216onlineremoteよこAFF
エントリーが可能。オンラインレッスン、配信ライブなどに興味のある方是非ご参加ください!事前に参加表明いただけるとありがたいです!!

●12月19日日曜 汐留 Blue Mood  アフロリンズ
   17:30~ 20:15~ 2部入れ替え制  \4000 通し\7000(予約)
245167290_610009553487004_1884379190205450887_n.jpg
あのアフロリンズが帰ってきた!クリスマススペシャル!!予約お勧めします!

●12月20日月曜 浦安 Seagull きくちゃんけんちゃんたけちゃん
   15:00  ¥2000
S__38305841.jpg
特別企画。きくけんにSeagullでおなじみの「接吻」系ボーカリストをお迎えしてのステージ!

●12月21日火曜 大久保水族館 Eastern Soul Session
ハウス:吉村樹里(vo) 渡部泰介(key) 秋葉正樹(ds)  菊田(b) 
   19:30 ¥1500 とドリンクオーダー 
211221EasternyokoAFF_20211221100905e15.jpg

年に一度のSoul的会。忘年会スペシャル。

●12月23日木曜 浅草 舵輪Darling   Tel: 03-3843-3789 品田郁子(vo)SWAKと関根恒太朗(as)
     20:00 
浅草のおなじみジャズバーでの演奏。ゲストに関根君をお迎えして。

● 12月28日火曜 世田谷松原 Bar Blanco 金澤力哉(b)Duo 「きくちゃんりきちゃん (略)ケーキを買い」
  東京都世田谷区 赤堤4丁目1−1 モモヤビル
   19:30  投げ銭制
211228きくりき
若手人気ベーシストとのduo。まさかの年末公演

●12月30日木曜 みづえときくたの思いつき!ゆるゆるセッション(配信のみ)
みづえきくたタイトル211230のコピー
  21:00あたりから
YouTubeにて生配信!(トラブルなければアーカイブも残します)
今回で10回目を迎える、本気のゆるゆるセッション!21時から生配信です!!




●12月5、17、24日 横浜 俺のフレンチ YOKOHAMA

●12月25、29、31日  銀座一丁目 俺のイタリアン TOKYO

●12月25、29、31日 銀座一丁目 俺のフレンチ TOKYO

PageTop

菊田茂伸Trio Album 「Covers」

Coversジャケ
「Covers」

2021年11月17日リリース予定
全13曲入り

1.少年時代 (井上陽水)
2.Someday We'll All Be Free (Donny Hathaway)
3.The Sun Goes Up And Down (中島道博)
4.Choo Choo TRAIN (中西圭三)
5.Down By The Riverside (アメリカ霊歌)
6.Nocturne Op.9 No.2 (Frédéric François Chopin)
7.Rainey Day And Coffee (菊田茂伸)
8.Rainbird (岩﨑千春)
9.Someone To Watch Over Me (George Gershwin)
10.A Time For Love (Johnny Mandel)
11.月の砂漠(日本唱歌)
12.どんなときも。(槇原敬之)
13.Sunday Morning(Maroon 5)


定価2500円(税別)


菊田茂伸:bass
岩﨑千春:piano
中島道博:drums



ジャンル不問!まさかのアレンジが名曲を引き立てる。
構想から13年、トリオ初のカバー曲集アルバム「Covers」遂にリリース!



Amazon、iTunes、DiscUnionでも取り扱い予定!




Youtubeで収録曲「Sunday Morning」試聴もできます。

PageTop

菊田茂伸トリオ「Covers」収録曲解説

今回は2021年11月にリリースされる菊田茂伸トリオのアルバム「Covers」に収録されている、楽曲についての解説、コメントをこちらに記します。
選曲にあたり、自分の本当に好きな曲ばかり選びました。元々の曲と作曲者・アーティストへのリスペクトを忘れることなく、トリオの演奏を取り組みました。このアルバムに収録させていただいてる楽曲のその理由・背景などを、少しでも知っていただけると幸いです。





1.少年時代(井上陽水)

この曲がリリースされたとき、私は少年でした。夏の華やかさ、思い出、そして切なさが詰まったこの楽曲の真っただ中にいました。当時はただただ楽しかった夏休み、しかし今はもう帰ってこないあの夏。あの時間を振り返ることができる今だからこそこの曲の風景がありありと浮かばせることができる。それに気づいた時にはすでに大人になっておりました。
なかなか賑々しいアレンジで、あれ?とお思いの方もいらっしゃるかと思います。しかし、ブラジルの曲の中にはリズミカルでも悲しい曲はたくさんあるんですよね。悲しい切ない曲だからこそこのリズムになるのは、自分にとって自然な選択であり必然なのです。


2.Someday,We’ll All Be Free(Donny Hathaway)

学生の時、特にR&B、Soul Musicに傾倒しておりました。うわーかっこいい!どうやったらこんなにグルーヴするんだよ!など、日々サークルの仲間らと研究・セッションなど時間をかけてやっておりました。
その中で最も聴いたアーティストの一人、Donny Hathaway。名盤「Live」を筆頭にリッチなグルーヴ、目が覚めるようなハーモナイズ、そして心に入る歌声。すっかりと虜になり日常ひたすら聴き込んでおりました。
この曲に限らず、彼の曲は70年代のアメリカ公民権運動、アフリカンアメリカンの社会での苦悩が背景になっている曲が沢山あります。しかしこの曲は自分の中で、現代の先の見えない世の中における「いつか自由に」という願いと重なるように思えるのです。


3.The Sun Goes Up And Down(中島道博)

菊田トリオドラマーであり、作曲も手掛けるアーティスト中島道博による楽曲。
彼が参加するバンド「Space Age」のアルバムにも彼自身が提供していたかっこいいこの曲を、うちのトリオでも演らせてください!と私のオファーでセレクトしました。
「街の朝から夜までの、またそれらを繰り返していく日常を俯瞰的に捉える」というお題で書かれたというこの曲。まったく同じテーマでかつて自分が書き上げた「The City Life」と近い風景を描いているのにも関わらず、また違った視線で違った表現でもそれが伝わるという、その面白さも合わせて共感いただけたら嬉しいです。


4.Choo Choo TRAIN(中西圭三)

古くはスキー場に行く電車のイメージソング、21世紀に入ってからはエンタメ系男性グループのカバーでも有名なあの曲。
曲を聴くと、自分の中で豪雪地帯に住む祖母に会いに行く時の記憶が湧くので、前者のほうがイメージ強いかもしれません。東京の少年がトンネルくぐった先の真っ白な世界に狂喜するような、そんなわくわく感を誘うメロディは、今の「元」少年も心を躍らせてしまいます。
アレンジではワルツではありますが、雪の上を疾走するイメージはそのままのつもりです。


5.Down By The Riverside(アメリカ霊歌)

アメリカの古くからある歌、トラッドジャズなどでも取り上げられることが多い曲です。
元々自分はセッションなどで知った曲ではありましたが、最初はただ明るくてノリがいい曲と思っておりました。が、由来や歌詞を後から知って、さらに好きになった曲の一つです。
トリオでは普段このスタイルの曲はあまり取り上げないのですが、トリオ1作目タイトル曲「Under The Sunshine」では積極的に寄せさせていただきました。


6.Nocturne Op.9 No.2(Frédéric François Chopin)

ショパンのノクターン。クラシック詳しくなくても聞いたら誰でも聞いたことのあるあの曲に、モダンジャズでは定番と言ってもいい、ラテンからスイングに切り替わるアレンジを施しました。今でもたまにトリオで演奏したりしております。
トリオ1作目アルバム「Under The Sunshine」でも収録したのですが、それから12年後に録り直してみようと思い付きで録ったテイクが今回のテイクです。両方お持ちの方は是非聞き比べていただければと思います。皆様はどちらがお好きですが?私はさらに12年後のテイクを録ってから考えたいと思います。


7.Rainy Day And Coffee(菊田茂伸)

カバー曲集というのに自分の曲をどさくさに紛れて入れる、それが菊田トリオ(笑)。
2020年に唯一私が書き下ろした楽曲です。もともと某動画サイトのBGMとして作った楽曲だったのですが、これトリオでやってみたらどうかしら?とやってみました。
雨の湿気は、日ごろ使ってる楽器の関係上あまり好きではありませんが、雨の音、空気、ちょっとブレイクを入れるようなコーヒーの香りがミックスされると、とても好みの風景になります。たまには休んで、リラックスしましょう。と自分に言い聞かせるような。そんな曲になりました。


8.Rainbird(岩崎千春)

かつては自身のトリオでオリジナルを作り披露していたピアニスト岩崎さんに、今回のアルバム制作に向けて曲を提供してほしい、とお願いしたところ、このアルバムのために曲を書き下ろしてくださった、そんな曲です。メンバーの曲だし、書き下ろしだし、それってもはやカバーっていうのかどうか、、、まあいいか。
インディアンの住む地方の言い伝えで、恵みの雨を呼ぶ伝説の鳥の名を冠した楽曲。鳥の呼んだ雨が人々の大地を潤して、鳥がそこから飛び去って行く。。。そんな様子が伝わるようなストーリー力の強い楽曲です。流石です、先生。


9.Someone To Watch Over Me(George Gershwin)

ガーシュインの名曲。もともとミュージカル曲であったが、代々ジャズミュージシャンが長く取り上げ続けた「スタンダードナンバー」のひとつ。
この曲の世界観は現代でも通じる!そう信じて、現代ならではのビートを入れてみようと試みた結果、ヒップホップをイメージしたビートをアレンジとして取り入れてみました。ただしサビ部分はオリジナルに近いバラード。
時代を超えても思いは一緒。そんな気持ちを込めたこの温度差が激しい2種のアレンジ。その落差を楽しんでいただけたら、と思います。


10.A Time For Love(Johnny Mandel)

ジョニーマンデルが映画のために書き下ろした曲。しかし何かとジャズミュージシャンに取り上げられて名演がいくつか残されている楽曲であります。
自分が特に心に残っているのは、ブラジルの伝説的歌手Elis Reginaのアルバム「Elis in London」のテイクです。それはオーケストラのアレンジでさらに深まるハーモニーの中悠々と歌い上げるエリスの、最も輝いている瞬間の一つが収められてます。エリスももちろんですが、この曲も一気に好きになってしまいました。
トリオでは、静に近いバラードを意識し、中盤をワルツにすることで高揚感を表現できるようにアレンジを施しました。演奏する側としては地味に難しいアレンジになってしまいました。


11.月の砂漠(佐々木すぐる)

言わずと知れた日本の唱歌「月の砂漠」。曲を記念した像が千葉県御宿にあります。ラクダで砂漠を越えての夜の旅、そんなイメージが残る楽曲です。
どうしても砂漠の旅となると、日本を離れ大陸の旅へ、キャラバン隊で進むシルクロードのイメージもあります。ならば両方を合わせてみよう、とエリントンのCaravanを彷彿するようなアレンジを取り入れてみました。
雄大な自然の中を行く旅は、ただ優雅なだけではない、常に危険と隣り合わせた世界。そんな緊張感も演奏から感じていただけたらと思います。


12.どんなときも。(槇原敬之)

1991年の大ヒット曲です。あの頃ひたすらラジオからもテレビからもずっとかかっていた印象があります。
一人の男性が新たに強い決意を誓うこの曲は、時代を超えていつでも通用するメッセージとエネルギーがあります。
コロナ禍で今までのように音楽に接することができなくなっても、それでも変わらず「どんなときも」音楽を楽しみたい、そんな気持ちを込めました。
サビ前の手拍子、5拍子のアレンジではありますが、曲に合わせて一緒に叩いていただけたら幸いです。


13.Sunday Morning(Maroon 5)

アメリカ出身のバンドMaroon5のヒットナンバーをswingにアレンジしました。まるで西海岸を象徴するような明るくそして気持ちのいいメロディは、軽快なファストスイングにもぴったりだと思いました。
トリオではよくライブのアンコールで演奏することが多いです。特に土曜の夜に。「皆様、良い日曜日をお過ごしください」と気持ちを込めてお届けしてます。そして当アルバムのフィナーレにも相応しいかと思っております。





皆様、最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。このアルバムのサウンドが少しでも皆様の日常が豊かになる助けになれば、本当に嬉しく思います。

PageTop